医療費控除とは?
医療費控除とは、確定申告の際に、自己または自己と同居の親族のために支払った医療費を、所得金額から差し引くことができる制度です。医療費控除を受けるためには、医療費控除の明細書を確定申告書に添付する必要があります。医療費控除の対象となる医療費は、次のとおりです。
- 病院や診療所の受診費
- 薬剤費
- 入院費
- 調剤費
- リハビリテーション費
- 介護費
- 検査費
- 治療費
- 差額ベッド代
- その他、医療上の必要に応じて支払われた費用
ただし、保険金や公費で補てんされた医療費は、控除の対象となりません。また、医療費控除を受けるためには、所得税の納税義務があることが必要です。
医療費控除を受けると、所得金額が減り、その分税金が安くなります。また、医療費控除額が所得税の還付額を上回った場合は、その差額が還付されます。
医療費控除の金額は、次の式で計算します。
医療費控除額 = (医療費合計額 – 保険金等で補てんされた金額) – 10万円
医療費控除額の上限は200万円です。
医療費控除を受けるためには、医療費の領収書を5年間保管しておく必要があります。
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