朝日奨学制度とは
朝日奨学制度は、一般社団法人新聞販売従業員共済会が運営する給付型の奨学金制度です。朝日新聞販売所(ASA)で朝刊・夕刊の配達などの仕事をしながら、大学や専修・各種学校、予備校などに通う方を対象に、学費に充てるための返済不要の奨学金を支給します。
特徴
- 返済不要の奨学金
- 学費・授業料・施設費・実習費・教育充実費・教材費(学校納付金)の全額または一部を支給
- 入学金や学費の納入時期に合わせて、奨学金を前借りできる学費貸付制度あり
- 朝日新聞販売所が無料の宿舎を提供
- 毎月給料を支給
コース・給料
朝日奨学制度は、志望校の授業時間や必要な学費に合わせて、以下の4つのコースがあります。
- Aコース:朝・夕刊の配達、集金、その他付帯業務
- Bコース:朝・夕刊の配達、集金、その他付帯業務(配達の一部を代行)
- Cコース:朝刊の配達、集金、その他付帯業務
- Dコース:朝刊の配達、集金、その他付帯業務(配達の一部を代行)
それぞれのコースの給料は、月額173,664円(早朝手当を含む)です。
応募資格
- 日本の高等学校を卒業または卒業見込みであること
- 志望校が大学・専修・各種学校・予備校であること
- 朝日新聞販売所の配達業務に従事できること
応募方法
朝日奨学会のウェブサイトから申込書をダウンロードし、必要事項を記入して、郵送または持参で提出します。
応募時期
毎年1月上旬から3月下旬まで。
進路・就職
朝日奨学生の進路は、大学・専門学校・予備校への進学がほとんどです。就職先は、朝日新聞販売所のほか、新聞社やマスコミ関係の会社、一般企業などです。
途中退会
1年未満勤務で退会する場合、奨学金は支給されません。なお、お貸しした学費は退会時に一括返済していただきます。
朝日奨学制度は、経済的な理由で進学を諦めかけている高校生・浪人生を支援する制度です。返済不要の奨学金と給料で、安心して学業に専念することができます。
公式サイト・解説がわかりやすいサイト
本サイトに掲載している情報は時折更新されず、古くなってしまうことがあります。詳しくは下記のリンク先をご覧ください。
似たような制度
朝日奨学制度と似たような制度として、以下のようなものが挙げられます。
地方自治体による奨学金制度
多くの地方自治体では、経済的な理由で進学を諦めかけている高校生・浪人生を支援する奨学金制度を設けています。給付型の奨学金や貸与型の奨学金があり、給付型の奨学金であれば、返済の必要はありません。
民間企業による奨学金制度
民間企業の中には、自社の社員やその家族の子供を対象に、奨学金制度を設けているところもあります。給付型の奨学金や貸与型の奨学金があり、給付型の奨学金であれば、返済の必要はありません。
各種団体による奨学金制度
各種団体の中には、奨学金制度を設けているところもあります。給付型の奨学金や貸与型の奨学金があり、給付型の奨学金であれば、返済の必要はありません。
朝日奨学制度は、朝日新聞販売所の配達業務に従事する条件がありますが、それ以外の制度であれば、比較的簡単に応募することができます。
以下に、朝日奨学制度と似たような制度の一例をご紹介します。
東京都奨学金制度
東京都では、経済的な理由で進学を諦めかけている高校生・浪人生を支援する奨学金制度を設けています。給付型の奨学金と貸与型の奨学金があり、給付型の奨学金であれば、返済の必要はありません。
日本学生支援機構奨学金
日本学生支援機構では、経済的な理由で進学を諦めかけている高校生・浪人生を支援する奨学金制度を設けています。給付型の奨学金と貸与型の奨学金があり、給付型の奨学金であれば、返済の必要はありません。
日本青年会議所奨学金制度
日本青年会議所では、将来を担う人材を育成するために、奨学金制度を設けています。給付型の奨学金と貸与型の奨学金があり、給付型の奨学金であれば、返済の必要はありません。
経済的な理由で進学を諦めかけている高校生・浪人生は、ぜひこれらの制度を活用して、進学を目指してください。